tamaのMCA Security合格日記

MCAとは

MCA(Microsoft Certified Associate)試験は、「IT理論、製品技術、ソリューションの3分野における総合的な知識・能力を問う試験」として設計されており、技術者だけではなく、幅広い層を対象にした内容になっています。
MCAには、「MCA Database」「MCA Platform」「MCA Application」「MCA Security」の4科目があり、これをすべて取得すると「MCA Master」になります。
 http://www.microsoft.com/japan/learning/mca/default.asp

MCA Securityとは

MCA Securityは、2004年4月に新しく新設されたもので、それ以外の科目も名称が変わるなどの改訂が行われました。一番最後にできたわりには、MCAの入門的資格として位置付けられています。
 http://www.microsoft.com/japan/learning/mca/newmca.asp

MCAは、情報処理試験等でIT理論は身に付けたけれども、それを具体的に実践する方法を知りたい、でもそれほど深い技術までは必要ないという方には、ちょうどよい資格かなと個人的には思っています。

MCA Securityの試験内容

今回受験したMCA Securityの場合、試験範囲の半分くらいは情報セキュアド.com Master★の内容とほぼ重なり、残り半分がWindows XP Professional、Windows Server 2003等の製品知識(暗号化、アカウントの管理、セキュリティ修正プログラム、Office製品のセキュリティなど)となっています。そのため、今から秋の情報セキュアド試験を目指す方が、途中のステップとして受験するには適しているような気がします。

MCA Securityの出題形式

MCA Securityの問題は長くても4行程度で、解答は選択肢の中から1つ選ぶという方式が中心です。一般常識で答えられそうな問題も何問かありましたが、Microsoftの製品知識に関しては確実に勉強していないと解けない内容がほとんどです。

どのような感じの問題が出題されるかについては、「MCA Security ちょこっとチェック」をやってみると雰囲気がつかめると思います。
 http://www.microsoft.com/japan/learning/mca/mcas_checktest.asp

私が受けたときは、問題数が51問で試験時間が50分でした。1問1分程度ですが、時間的にはゆとりがありました。
合格するには、総合での得点とIT理論、製品技術、ソリューションの分野ごとの得点がすべて合格ラインに達していることが必要なようです。

MCA Securityの試験対策

MCAふりーくの「みんなの受験記」を参考にすると確実だと思います。
 http://xfreak.com/mca/

うわさどおり黒本「徹底攻略 MCAセキュリティ問題集 (ITプロ・ITエンジニアのための徹底攻略)」(1時間ほど立ち読み)の的中率は抜群でした。ただ、黒本には載っていなくて「MCA教科書 Security」や「MCAセキュリティ標準問題集―Microsoft Windows XP/Microsoft Windows Server 2003対応(試験番号M10‐400) (スキルアップ選書)」(30分ほど立ち読み)には載っていた問題も一部ありますので、高得点合格を狙うなら2〜3冊は用意したほうがよいかもしれません。

徹底攻略 MCAセキュリティ問題集 (ITプロ・ITエンジニアのための徹底攻略)

徹底攻略 MCAセキュリティ問題集 (ITプロ・ITエンジニアのための徹底攻略)

MCA教科書 Security

MCA教科書 Security