本当の強さとは?
「本当に強い人、強そうで弱い人」
タイトルに惹かれて借りてきた本です。
心が強いとはどういうことなのか、強くなるにはどうしたらよいかがわかりやすく説明されていました。
この本に書かれていた強くなるためのポイントは次のとおり。
- 自分の弱さを受け入れられる
- 能動的にやりたいことがあり、また、他人もやりたいことがあるという事実を尊重できる
- 困ったときに、自分を守る力がある
- 助けてほしいときに誰かに助けを求められる
- 一時の衝動を抑えることができる
- 思い通りにならない状況でも、普段の自分を維持できる
- 何かをしようとしたときに、実現性があるかどうか、どうしたらうまくいくかを理性的に検討できる
- 理想を持っている
- 自分自身に素直である
- 自己肯定感がある
- 意味のない苦しみからは、積極的に逃げる
そして、心身の健康を損ねないためには、人、時、所のミスマッチを無理に続けないこと、人と時間と場所がピタリと合うところにいることが重要であるという記述が特に印象に残りました。
自分は何をすれば楽しいのか、満足できるのか。何が好きで、何が嫌いなのか。何ができて、何ができないのか。どこにいれば快適でいられるのか、幸せでいられるのか。本当の自分の居場所はどこなのか―。
それを知らないことには、行くべき場所すらわからない。不幸から脱する方法も、幸せになる方法も発見できないのだ。
- 作者: 川村則行
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2001/04
- メディア: 単行本
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