あきらめることの重要性
「あきらめ上手は生き方上手」
「あきらめる」という言葉には、何となくよくないイメージがありますが、適切なタイミングであきらめることがよい結果につながることもあるようです。
何かうまくいかないことがあった場合、ある程度はがんばることも大切。
でも、自分にとって向かない、能力的に無理があることがわかった時点でそのことをあきらめることができれば、自分にもっと適した別の道を探すことができるという発想です。
あきらめることにはこのようなメリットがあるわけですが、本書では適切なタイミングであきらめることができない「あきらめのプログラムの誤動作」についても詳しく紹介されています。なぜあきらめられないのか、誤作動させないためにはどうしたらよいかなど、興味深い内容が盛りだくさんでした。
今の状況が辛いと感じているのに、現状から抜け出すことができないと思っている、もしくは、がんばることをやめられない方にとっては、具体的なよいヒントが得られる良書だと思います。
- 作者: 下園壮太
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2005/01/20
- メディア: 単行本
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