統計データの本質

がん検診の大罪 (新潮選書)

医療における常識が、本当に正しいものなのかを論じた本です。
タイトルにあるがん検診以外に、適切な統計データのあり方や現在公表されている統計データに対する疑問、メタボ検診の適切性等が取り上げられていました。
最後にエピローグとして、検査や治療にかけるエネルギー(人手、お金など)を減らして、予防医学に回そうという提言がなされており、運動や食事のポイントがその根拠とあわせて紹介されていました。

がん検診の大罪 (新潮選書)

がん検診の大罪 (新潮選書)