統計データの本質
「がん検診の大罪 (新潮選書)」
医療における常識が、本当に正しいものなのかを論じた本です。
タイトルにあるがん検診以外に、適切な統計データのあり方や現在公表されている統計データに対する疑問、メタボ検診の適切性等が取り上げられていました。
最後にエピローグとして、検査や治療にかけるエネルギー(人手、お金など)を減らして、予防医学に回そうという提言がなされており、運動や食事のポイントがその根拠とあわせて紹介されていました。
- 作者: 岡田正彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/07/01
- メディア: 単行本
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