商いの心得
「江戸秘伝 職養道のすすめ (講談社+α新書)」
職養道とは、江戸時代に年季明けで独立していく職人たちに、師や親方が授けた職業上の心得のこと。
特に人と接する仕事をするときに、本書の「職養道」の知識が役立ちそうだなと感じました。
全部で20条の職養道が紹介されていますが、印象に残ったのは下記の6つです。
- 同業者の悪口は言うなかれ
- 一切の弁解をするなかれ
- 嘘はついてもだますなかれ
- 地元の人に可愛がられるべし
- 勤勉だけでは数字は上がらない
- 天にかなう陽気を心がけよ
たとえ嘘はついても、騙すようなことをしなければ、信用を失うことはないということですね。
- 作者: 佐藤六龍
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/10/19
- メディア: 新書
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