曖昧さの強み

曖昧力―日本人が育んできた“生きる知恵”

日本人が持つ「曖昧さ」の利点を説いた本。
日本的な発想にも、良いところがたくさんあることを再確認できました。
この本の中で、印象に残ったフレーズは次の2つです。

  • がんばることは結構なことだが、がんばりすぎることは、がんばらないことよりも悪いものなのである。
  • 「神よ、変えることのできないものを受け入れる平静さ(serenity)を、変えるべきものを変える勇気を、そしてそれらを識別する知恵を与えたまえ」(セレニティーの祈り)


ある程度がんばったあと、状況によっては、さっと身を引くことも時には大事なことですね。
そして、変えられること、変えられないことを識別できる能力はぜひ身につけたいものです。

曖昧力―日本人が育んできた“生きる知恵”

曖昧力―日本人が育んできた“生きる知恵”