17歳の少女がいきなり40代!?

「スキップ (新潮文庫)」

17歳の女子高生が、いきなり42歳の自分自身へと乗り移ってしまうお話です。
しかも、25年後の自分は、本来の歳よりも上の学年を担当する学校の先生。
とまどいながらも、自分と同い年の娘や夫の助けを得ながら、42歳の自分の役割を果たそうと懸命に努力します。
彼女の純真でひたむきな姿勢や、彼女を取り巻く人たちの交流が素敵な作品です。
タイムトリップものは好きでよく読みますが、この作品もお気に入りのひとつになりました。

スキップ (新潮文庫)

以前、読んだことがある「リプレイ (新潮文庫)」とは逆の設定ですね。
リプレイは、記憶と知識は43歳のままで、18歳の自分に何度も乗り移るというお話です。
こちらも、また再読したくなりました。

リプレイ (新潮文庫)