病気治しは自分探し?

快癒力―そのイメージを変えれば健康になれる

病気になる人、ならない人、もしくは治る人、治らない人の違いや、病気に対する考え方等が説かれている本です。
よく「過去と他人は変えられない」と言いますが、この本には「過去」は変えることができると書かれています。
確かに過去に起こった事実は変わらないかもしれませんが、そのことをどのように捉えて記憶しているかは本人の想像に過ぎない。だから、今の自分の考え方を変えれば、過去の記憶も変えられるという発想のようです。
そういう考え方も確かにありですね。

快癒力〈2〉この生き方・考え方が健康をもたらす

上記の本の続編です。
病気は自分自身が作り出したもの、だから、自分自身の生き方を見直して変えていこうとすれば治すこともできるというのが著者の主張です。
医師が書いた自己啓発本、そんな感じの1冊です。

本来の自分と、こうありたいという自分の差が、かけ離れていればいるほど、ゴムのようにムリに引き伸ばされる。それが「ストレス」だといえます。
もしあなたが、何か本当のあなたではない理想の姿を思い描いて、無理な自己実現をめざし、それができないことで、何か違和感を感じているとしたら、すでに病気の第一歩だといえるでしょう。

快癒力〈2〉この生き方・考え方が健康をもたらす

快癒力〈2〉この生き方・考え方が健康をもたらす