さだまさし氏・4作目の小説

茨の木

父の遺品であるヴァイオリンの作者をイギリスへ探しに行く主人公。
実家を継いだ兄の病気や通訳兼案内人の家族のことなど、さまざまな出来事を通じて、登場人物がそれぞれに抱えた想いが揺れ動きます。
情景描写もきれいで、心に響く良い作品でした。

茨の木

茨の木